2013/1/16

男をうならせる 「バレンタイン手作り」のイメージ新戦法

チョコレート

マーケティングライターの牛窪恵です。今年ももうすぐ、バレンタインデー。ここ数年は、20~30代女子を中心に"手作り"人気が急上昇。最近の調査では、若い女子の約半数が「自分で作ったチョコやクッキーをあげる」そうです。スゴイ! でも手作りって、楽しいけど結構大変。やっぱりお悩みもあるようで...。

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Q.去年、(漫画の)「ワンピース」が好きな旦那のために、ルフィの顔をチョコで作ろうと必死で頑張った。でも、どうやってもまったく赤抜けない。それを見た旦那は10秒くらい考え込んで、「これ誰?」だって! ウルウル......(TωT)(30代・ゆいのっち)

Q.何年か前のバレンタイン、「あの人に、手作りクッキーをあげよう!」とウキウキ。ところが薄力粉の袋を開けたら、なんと虫が湧いてました!! 仕方なく夜、しんしんと雪が降るなか、近くのスーパーに歩いて買いに行くハメに。寒かったな~(20代・ゆきのすけ)

ゆいのっちさんと、ゆきのすけさん。どちらも大変な思いをして、夫やカレのために「手作りチョコ(クッキー)」を作った。最近は、ふだんからお弁当や小物などを自分で作る「手作り女子」も増えています。みんな、偉いですよね~。

ただ、バレンタインの手作りは、難しい点が2つ。1つは、お弁当と違って"1年に一度"だから、なかなか腕が磨けないこと。薄力粉に虫が湧いちゃったのも、たぶん他に登場のチャンスがないから、でしょう。もう1つは、当たり前だけど、贈る"相手"がいること。自分用の小物なら、「あたしって、スゴイじゃん」と自画自賛できる。でもバレンタインは、相手しだい。せっかく苦労して作ったのに、たいていの男子は"そこ"が分からない。

だからこそ、「カレに贈るより、わかってくれる女友達に贈る(「友チョコ」)ほうがいいや」となる。よく分かります。では、鈍感な男子たちは、バレンタインに何が欲しいのでしょう? 実は、先のバレンタイン調査(12年 楽天リサーチ)によると、43%の男子は「意中の異性になら何をもらってもうれしい」と回答。また、残る20~30代男子の3人に1人が「彼女の手作りがいい」と答えています。

つまり、7割以上は「手作りウェルカム」派。にも関わらず、「こんなの作れるなんて、スゲーな」とか「大変だっただろ?」というねぎらいの言葉が言えない。照れ屋で口ベタなせいもあるでしょうが、最大の理由は、「手作りって大変なんだ」という"想像力"がないことです。

そこで。今年のバレンタイン、もしあなたが手作りのチョコやクッキーをあげるなら、こう「おねだり」してみては? 「私、ホワイトデーのお返しに、○○クンの手作りクッキーが欲しいな」 たいていの男子は、「え~っ!? ムリムリ」「作れないよ」と慌てるはず。でも、それだけで大成功! 彼らは言われた瞬間、「え?クッキーを作るって?」と、自分で手作りするシーンを思い浮かべる。初めて、「ヤバイ」「面倒くさい」と気づきます。そして、こう思うでしょう。「カノジョ(妻)も、大変だったろうな~」と。

男子はいつの時代も、女子よりはるかに"想像力"が乏しいもの。だからこそ、彼らには手作りシーンを思い浮かべさせることが大事。今年のバレンタインはこの「イメージ戦法」で、カレやご主人を攻めてみませんか?

次回テーマは 花粉症大ピンチ

コメント例:
重度の花粉症のため、この時期は、毎日目が腫れるわメイクもできないわの超おブス状態。そんな時に限って街で憧れの彼にばったり! 聞かれてもないのに言い訳ばかりしていました。

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牛窪 恵(うしくぼ・めぐみ) 牛窪 恵(うしくぼ・めぐみ)

1968年、東京生まれのマーケティングライター。女だらけのマーケ会社・インフィニティの代表取締役。著書を通じ「おひとりさまマーケット」「草食系男子」「年の差婚」などの流行語を世に広める一方、無類の知りたがり&ホテルヲタの血を活かし、取材執筆や講演に奔走する。テレビの準レギュラーは「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)、「キャスト」(朝日放送)ほか。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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