あなたにとって恋人は「何番目」ですか?
リクルートマーケティング パートナーズの調査・研究組織「ブライダル総研」が2012年11月に発表した、20~40代の恋人がいる未婚男女779人を対象にしたアンケートでは、恋人の順位に関するさまざまな傾向が明らかになりました。
「現在の人間関係に優先順位をつけるとしたら、最も優先するのは何か」という質問に対し、最も多かったのが「自分」で47.9%と実に約半数を占めました。2位は27.0%で「恋人」、3位は11.9%で「家族」、4位は10.1%で「仕事」と続き、「友人」はわずか1.7%のみという結果でした(単一回答)。
年代別にみてみると、年齢を重ねるほど「自分」を最優先する人の割合が高くなり、同時に「恋人」を最優先する人の割合は少なくなっています。一方、若い人ほど「恋人」の割合が高く、また「家族」についての割合も高くなる傾向に。
さらに調査では「恋人との交際経験がきっかけで、自身の考え方や状況が変わったことはあるか」と質問。その結果、「自分」を優先する人よりも「恋人」を優先する人のほうが「変わった」とする割合が高く、男性では「仕事のモチベーションが上がった」「結婚願望が強くなった」、女性では「容姿が変わった」「洋服などファッションの趣味が変わった」などの項目で特に差が開いていました(単一回答)。
恋人をはじめとする周囲の人たちの関係は、さまざまなプラスの要因を与えてくれるもの。「自分」を大切にするのはもちろんですが、自分よりも優先したい人がいるというのも幸せなことです。ただし、誰かに依存しすぎてしまうのは禁物。恋人色に染まりすぎてしまうと周囲から顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまうのでご注意を。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。