2012/9/ 1

頼れる女子「男前オンナ」のすすめ ~2人で立ち向かう山デート~

牛窪恵

マーケティングライターの牛窪恵です。9月、もうすぐ爽やかなアウトドアシーズン到来ですね!最近は「山ガール」に続き、オシャレな「山ボーイ」も出現。ロマンチックな山デートが主流かと思いきや、やっぱり女子にはトホホ体験も多いみたいで......。

Q.元カレと、山ドライブに行った夜のこと。対向車もなくヘッドライトの明かりだけ、心細いことこの上なし!そんな日こそ明るく振舞って欲しかったのに、元カレはめちゃめちゃ怖がり(泣)。影が動くたび「ひえっ!」と悲鳴を上げ、逃げようとどんどんスピードをあげるんです。崖から落ちるんじゃないかと、こっちが怖かった!(20代・ロンドンガール)

Q.地元の山をドライブしてる途中、土砂降りになって立ち往生しちゃいました。強烈な雨で進むも戻るもできず......薄暗くなってどんどん不安になり、付き合い始めたばかりのカレと、「そっちが"雨男(女)"だから」的な空気に。すごく気まずかったです。(30代・あす)
昼間の雰囲気は最高なんですが...
昼間の雰囲気は最高なんですが...

薄暗い山道に、カレと二人だけ。あるいは土砂降りで、山中にツーショットで立ち往生...。韓流ドラマなら、女子が「きゃ~」と悲鳴をあげると、マッチョなカレが「ふっ、大丈夫だよ」と優しく微笑んでくれる。あるいは、雨でずぶ濡れの二人の前に"山小屋"が出現。震えながら焚き火をしていると、カレがサッと上着を脱いで「ほら」と貸してくれる......なんて定番のロマンチックシーンが、次々登場します。

でも現実には、ロンドンガールさんの元カレのように、暗がりに怯えて「ひえっ!」と叫んだり、あすさんのニューカレのように、不安から「お前のせいじゃん?」と不機嫌になったり。ドラマとは全然違いますよね!

実は、ある調査結果でも、野外デートのトホホ体験が並びます。

たとえば、山を歩いていたら"虫"が出現して男性がパニックになった、ボーイスカウト経験アリのカレとバーベキューをしに行ったのに、火が起こせず何も食べられなかった、などなど(11年 ユーブライド「婚活中男女の"節電&節約を意識したデート"に対する意識調査」)。

昨今の節電志向も影響して、キャンプや天体観測など「野外デート」に行きたいとする人は、女性で3割、男性では4割。にも関わらず、いざ行ってみればトホホ体験。「あーあ」、ですよね。

前回、「花火大会は浴衣で行って、サバイバル男子を見極めろ」とお話ししましたが、街中での花火大会なら「あーあ」と思っても、その場で「じゃあね!」とサヨナラできる。でも屋外、それも"山"となると、山ボーイを見切ろうにも下山まで我慢しないといけない。ゆえに、すでに交際がスタートしたカレとの山デートは、実はあまりお勧めしません。なぜなら、山で突発的な事態に陥ったときに頼れる男子は、ものすごく数少ないから。せっかく付き合い始めてこれからという二人に、水を差し兼ねないからです。

では逆に、「山デート」はどんな男女にお勧めか? ズバリ、お付き合いがまだ始まっていないとき。二人きりでも、お目当てのカレを含めたグループデートでも構いません。

重要なのは、男子だけにサバイバル力を期待しないこと。山道でおばけに遭遇しそうになったら、あなたのほうが「私、霊感弱いから、おばけのほうから逃げていくよ」と微笑みかける。あるいは、土砂降りで山中に立ち往生したら、「寒くない?ほら」と、あなたのほうが上着や傘を差し出してあげる......。

実は東日本大震災以降、20~30代男子の間でも、「いざというとき、頼れる女子がいい」との声が高まっています。山デートでのサバイバル力は、女子にとっても大きな強み。男子だって、不安な山中で「男前オンナ」に癒されれば、まずイヤがりません。むしろ、ホレさせるチャンス☆

ということで、山デートではぜひ、少し大きめの上着や傘のご用意をお忘れなく!

次回のテーマは 手料理

コラム「トホホ恋愛☆相談所」では、読者の皆さんからコメントを募集しています。次回テーマは「手料理」。初めての手料理で失敗した、カレが味音痴と初めて知った、などなど失敗やトホホな体験、どしどしお寄せください。

コメント例:
初めて料理をふるまったとき、急なカレのリクエストでサンマの塩焼きを作ることになりました。まあ焼けばいいんだからと軽い気持ちでOKしたものの、実際やってみると皮が網にくっついてボロボロになり大失敗!それまで「料理できます」とアピールしていただけにカレの白い目がつらかったです。

投稿はコチラから。2012年9月25日まで受け付けます。


牛窪 恵(うしくぼ・めぐみ) 牛窪 恵(うしくぼ・めぐみ)

1968年、東京生まれのマーケティングライター。女だらけのマーケ会社・インフィニティの代表取締役。著書を通じ「おひとりさまマーケット」「草食系男子」「年の差婚」などの流行語を世に広める一方、無類の知りたがり&ホテルヲタの血を活かし、取材執筆や講演に奔走する。テレビの準レギュラーは「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)、「キャスト」(朝日放送)ほか。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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