猛暑や、雨の湿気で蒸し暑さも倍増される今夏。朝はばっちり化粧をしても、汗や皮脂で会社に着く頃にはもう崩れているという女性も多いのではないでしょうか。メディカルコスメ スキンケア・化粧品通販のドクターシーラボが2012年8月、213名の女性に「夏の化粧崩れ」について調査を行ったところ、夏の化粧がもつ時間は平均4.0時間ということが分かりました。
朝8時にメイクをしたとして、4時間後はちょうどお昼の12時。みなさん、お昼前頃に化粧崩れを実感しているようです。一方で「化粧は何時間もってくれたら嬉しいですか?」という質問に対しての回答は平均で7.3時間。理想と現実の差が大きく、化粧崩れ対策にみなさん満足できていないようです。
実際に化粧崩れを防ぐために行っていることで1番多かったのは「特になし」。効果的な対策法を取れていない人が多いようです。そんな悩みに応えるため、シロノクリニック皮膚科医師の徳永真理先生が、簡単に化粧崩れしにくい肌をつくる3つの方法を教えてくれています。
その1:洗顔した後に「肌を冷やす」
毛穴が引き締まり、化粧が崩れにくくなります。冷やしたタオルや、保冷剤をハンカチでくるんだものなどで、肌をこすらないように軽く当てるだけでも効果的だそうです。
その2:収斂化粧水(収れん効果のある化粧水)で肌を整える
収斂化粧水をコットンにとり、肌を優しくふき取ります。毛穴を引き締め、過剰な皮脂分泌を抑えます。いつものスキンケアの前に、このひと手間を加えることでかなり違うようですね。
その3:保湿
皮脂が気になるからといって保湿を怠ると、過剰な皮脂分泌に繋がり、化粧崩れしやすくなってしまいます。「さっぱりした使い心地で保湿力の高いゲル状のスキンケア化粧品がおススメです」とのこと。やっぱり夏も冬も保湿は大切なんですね。
化粧崩れしたアナタの顔、何点?
ちなみに、化粧が崩れた自分の顔を評価してもらったところ、「化粧が崩れた顔」は、平均で48.3点という結果でした。多くの女性が化粧崩れした自分の顔を厳しく評価しています。一方で、キープしたい理想の点数は平均80.2点。現実と30点以上の差が開く結果でした。キレイを保つ努力は楽じゃありませんね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。