女性が「職場の花」だった時代も今や昔。バリバリ働く"働き女子"が増える中、女性たちの「オス化」がささやかれるようになりました。
あなたのヒゲは大丈夫?
NECが2009年に行った調査では、25~35歳の未婚女性の6割が「自分がオス化している」と感じ、3人に1人は「奥さんや秘書が欲しい」と考えていることが明らかになりましたが、しかし、その「オス化」は内面の問題だけではないようです。
貝印が2012年4月に実施した調査では、20~40代の女性643人のうち約70%の女性が顔のうぶ毛を処理していると回答しました。中でも特に気をつけているのが「ヒゲ」で、40%の「眉」を抜き50%でトップに。それも、うぶ毛が目立ちやすい鼻の下だけではなく、あごや口まわりに至るまで徹底的に処理しているということでした。
ここで注目したいのが、職種別のデータです。ヒゲを処理している女性は専業主婦・無職に比べ、働いている女性に多いことが分かりました。「鼻の下」では10%以上の開きがあり、濃いヒゲに悩まされる働き女子の悲しき姿が浮かびあがりました。
過労やストレスによりホルモンバランスが崩れてしまった女性たちの中には、男性のように髪が薄くなったり、頭皮の皮脂が多く分泌されるようになったり、そして今回明らかにされたように、男性のような濃いヒゲが生えてきたという人も多くみられるようです。
かっこいい上司や気になる同僚に見つめられてドキッとした次の瞬間、「ヒゲ生えてるよ」と言われてしまうのはぜひとも避けたいところ。「オス化」に思い当たる節のある人はこまめに手入れするのが吉のようですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。