東武百貨店池袋店のレストラン街スパイスでは、2012年7月19日から8月31日まで、「女性の、キレイと元気の素になる 夏のきのこメニューフェア」をおこなう。期間中、「夏のきのこでヘルシー&ビューティーに」をテーマに、栄養学を学ぶ東京家政大などの女子学生79人と共同開発した新メニューを46店舗で提供する。
きのこといえば秋冬に食べるイメージが強いが、あえて「夏のきのこ」としたのにはわけがある。「夏バテ防止のために、と食べ過ぎて逆に『夏太り』してしまう」という女性の悩みを、低カロリーでビタミン等の栄養を豊富に含むきのこを素材にしたメニューで解消したい――7月4日、東武百貨店池袋店でおこなわれた発表会で、スパイス営業部のマネージャーはこう狙いを話した。
考案メニューを発表、和洋中そろう
メニューを考案した学生たち
発表会には学生たちも登壇し、自分たちの考案したメニューをやや緊張した面持ちで紹介した。
京懐石 美濃吉の「きのこの麹炊き 豚肉とろみあんかけ」やグリル満天星 麻布十番の「きのことチキンのさっぱり焼 サラダ仕立て」、四川料理 四川飯店の「きのこたっぷり十六穀米豚丼」など、和・洋・中それぞれから、ヘルシーなメニューがそろう。
新感覚の一皿も登場した。秋田稲庭うどん 眞壁屋の「きのこを添えた彩り野菜トマトうどん」は、稲庭うどんをトマトの冷製ソースとあわせたものに、大きくカットした焼ききのこや野菜を添えている。トマトパスタのような見た目で食べ応えもあるが、鶏スープをベースにしているため、軽い口当たりだ。
メニューは全部で56種にも及ぶので、毎日通っても日ごとに違う「きのこメニュー」を楽しめる。ダイエットも気になる女性の夏バテ解消に一役買いそうだ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。