街で帽子を目深にかぶっている女性を見かけると、芸能人かもしれないと思ってつい顔を覗きこみたくなります。今までその予測が当たったことはないのですが......。
女優帽という名前がいつの頃からか広まって、帽子をかぶっているといい女風のイメージができています。紫外線や人の視線から自分を守る女子力アップアイテム。私も夏が来るたび、何となく帽子が必要な気にさせられて、何度か買っているのですが、長続きしたためしがありません。
なぜ帽子をかぶらなくなってしまうのか、改めて自分に問い直してみると......
・髪の毛がペタッとなる
・持ち歩く時、かさばる
・こめかみが締め付けられて頭痛の引き金に......
・実はあまり似合わない
といったことが思い当たり、結局は似合わないということが大きいです。帽子は、私のような身長が低い人間がかぶるとかえって頭が大きく見えて、昭和体型を助長することになってしまうのです。
帽子に適正価格はあるのか
ということで、クローゼットに死蔵されていた帽子を取り出してみました。たしか駅ビルかデパートで5000~6000円で買った麦わらっぽい素材の帽子。最近はやりのカラーブロッキングデザインとも言えなくもありません。
5000~6000円と書いて思い出しましたが、私が帽子を信用できない理由のひとつが、値段の不透明性です。あるデパートでは5000円だった帽子と同じものが別の駅ビルでは3000円だったりして、帽子は適正価格が分かりづらいので客層に合わせて自由に変えている気がします。そして以前帽子の問屋に行った時は、デパートに売っていそうな商品が1000円前後で激安でした。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。