春は新しい出会いの多い季節。「何事も初めが肝心」ということで、他の女性たちに負けないよう、さっそく女磨きに力を注いでいる人もいるでしょう。ただし、ライバルを見誤っている人は、意外な落とし穴に遭遇してしまうかもしれません。
そのライバルとは、女性らしさを追求している男性(元男性)、いわゆる「オネエ」たち。テレビを賑わす「オネエ」タレントに親しみを感じている女性たちは「なーんだ」思うかもしれませんが、敏感肌専門ブランドのディセンシアが実施したアンケート調査では、対象の男性のうち、4分の1が「オネエと付き合える」と告白したのです。
彼の視線の先には、「オネエ」?
アンケート調査は2012年3月、「身近にオネエの知人がいる18~69歳の男性(異性愛者)」120人に対し、「女性らしさを感じる瞬間の意識調査」として実施したもの。
その結果、オネエを「女性よりも女性らしいと感じたことがある」という人は約7割にのぼりました。さらに、恋愛対象としてオネエと交際できるという回答は26.5%と4分の1超え。「オネエ」の女性らしさは相当なパワーを持っているということがうかがえます。
ちなみに「交際できる」と答えた人を年齢別でみてみると、10~20代が21.4%、30代が25.4%、40代がもっとも少なく16.7%、そして50代以上では42.5%にものぼりました。
女性がオネエに負けているポイントって?
では、その"女性らしさ"とは何なのでしょうか。女性らしいと感じたことのある人たちにポイントを尋ねると、外見では「スタイル」が38.1%でトップ、内面では「しぐさ」が61.3%でトップになりました。特に、オネエが女性よりも優れていると思う点については、「気遣い」(49.9%)、「美に関する感性」(39.9%)、「しぐさ」(38.6%)と続き、上位を内面が独占しています。
ファッションや美容など外見を意識しがちな「女磨き」ですが、美しい・可愛らしいというイメージは、たった一つのしぐさや行動でガラガラと崩れてしまうほど脆いものだったりします。
今回の調査は、「身近にオネエの知人がいる」という、かなり幅広い交友関係をお持ちの男性が対象ではありますが、それだけに普通の男性よりは観察眼が鋭く参考になりそうです。「オネエ」の強みである、しぐさや気遣い、美に対する感性といった内面を磨くことで、好感度アップを心がけると意外な効果が生まれるかもしれませんね。
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