東京・丸の内エリアおよび東京国際フォーラムでは、2012年のゴールデンウィーク期間にクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」が開催されます。
2012年のテーマは「ロシアの祭典」
「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」は1995年にフランスの港町ナントで誕生した音楽祭。毎年テーマとなる作曲家やジャンルを設定し、朝から晩まで無料公演を含む数多くのコンサートを繰り広げます。日本では2005年に上陸して以来、述べ480年万人を動員。1公演約45分という手軽さもあり、小さい子どもやクラシックに馴染みのない人まで幅広い層の人たちが一流の音楽を堪能しました。
今年のテーマは、"ロシアの祭典"を意味する「サクル・リュス」です。ロシアが誇る大作曲家チャイコフスキーや20世紀音楽界を飾るストラヴィンスキーをはじめ、バラキレフやボロディンなどの「ロシア5人組」など、19世紀から現代までのロシア音楽の変遷をたどる豪華作曲家たちの作品が堪能できます。
また、当日まで内容がわからない「福袋コンサート」や暗闇の中で演奏を聴く「クレール・オプスキキュール」、芸術監督ルネ・マルタン一押しの若手演奏家を集めた「ヌーヴェル・ヴァーグ新世代コンサート」など、同イベントならではのスペシャルコンサートも多彩に用意されています。
開催期間は、丸の内エリアが4月27日から5月5日、東京国際フォーラムが5月3日から5日。150の有料公演を含む約350公演が行われます。有料公演のチケットは3月31日10時から一般発売がスタート。チケットぴあはじめ各プレイガイドで取り扱います。
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