2012/1/21

完璧美女モデルが密かに悩むあるコンプレックス。私なんかどうすりゃいいの!?

放送作家なんていう仕事をしていると、ほかの仕事に比べて、間違いなく面白い体験は多い。そのひとつがたくさんの有名人に会えること。すなわち、美男美女に遭遇する確率、回数が絶対に多い。なんともミーハーだけれど、この仕事は美しいお顔の人達に毎日遭遇しているといっても過言ではない。だからからか、女優さんやモデルさんを生で見ても感動することが少なくなってくる。あ~、イヤラシ!

絶対穿かないミニスカート。スラ~っとしてるのにまだ不満!?

そんな美男美女を見飽きた人間ですら、ハっと目が釘付けになってしまうほどの人はいるものだ。あるモデルさんなのだけれど、世の中にはこんなに美しい人がいるものなのかと心底驚いてしまった。もう完璧! スラ~っとした抜群のスタイルに慈愛に満ちた上品なお顔立ち。思わずため息が出てしまう。絵画を見ているんじゃないかと思うような美しさだ。

幸運にも、いまお仕事をご一緒させて頂いているのだけど、先日、その彼女からビックリするような発言が飛び出した。自分はコンプレックスの塊だというのだ。またあ、ご冗談を...。あなたがコンプレックスに悩んでいるとしたら、世の中の9割9分の人は自分の醜さを恨んで死にいたってしまうんじゃないか―なんて考えていたのだが、どうやら本当にコンプレックスがあるらしい。聞いてみると、自分の脚が太くていやでたまらないという。

ほらやっぱり冗談でしょ。あなたの脚が太いんだったら、私の脚なんかはダイコンならぬ電柱柱です。でも、彼女の目は真剣。太い脚を隠すために、絶対にパンツかロング丈のワンピースかスカートしか穿かないという。たしかに、ミニスカート姿はおろか、脛すら見たことがない。非の打ちどころがない美しさを備えた人ですら、それなりにコンプレックスはあるらしい。そんなやっかいなコンプレックスが、意外にも自分らしさを決定づけてしまうことも多いようだ。本人はイヤだ、イヤだと思っているものが、他人からすれば『もっともその人らしい姿』だったりする。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]遺影を故人は気に入ってるか...コンプレックスもろ出しの嫌いな写真かも
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