鎌倉を満喫! お得に巡る「切符」
東京から電車で約1時間、日帰り旅行感覚で行けると人気の鎌倉。桜や海、紅葉、初詣などなど、いつ行っても楽しみがあります。
今回は鎌倉をお得に満喫する「交通」をまとめました。
お得に鎌倉を満喫!
まず都心から行く際に便利なのが小田急線の「江の島・鎌倉フリーパス」。小田急線沿線の発駅~藤沢駅間の往復にプラスして、藤沢~片瀬江ノ島間の乗り降りと江ノ電全線の乗り降りが自由になるこの切符。料金は乗車駅で異なりますが、新宿駅では、おとな1日1430円で、新宿~片瀬江ノ島間の往復が1220円なので、江ノ電に一駅でも乗ればお得になります(江ノ電初乗りは190円)。
民家の間をすりぬける江ノ電
また、セットで購入できる「鎌倉フリー環境手形B(義経きっぷ)」(おとな500円)があれば、加えて鎌倉市内のバス(指定区間)とJR横須賀線の鎌倉~北鎌倉間が乗り放題になります。
鎌倉周辺に到着してから購入する切符としては、JR東日本が販売している「鎌倉・江ノ島パス」があります。こちらは1日間、東海道線の藤沢~大船間、横須賀線の大船~鎌倉間、そして江ノ島電鉄線(江ノ電)、湘南モノレールが乗り放題に。建長寺や円覚寺などの鎌倉五山がある北鎌倉や、鶴岡八幡宮などのある鎌倉駅周辺、大仏や長谷寺、文学館などが点在する江ノ電沿線の長谷エリア、そして江ノ島と1日の間に効率的に回りたい人に向いています。
そのほか、ローカル線を満喫するならば、江ノ電の「のりおりくん」も。おとな580円で、藤沢~鎌倉間を自由に乗り降りできるので、途中下車をしながら鎌倉の暮らしの風景を感じられます。
これらのお得な切符には周辺施設の割引や優待なども付いているのもうれしいポイントです。
散策にレンタサイクルはいかが?
電車以外で人気を集めているのがレンタサイクル。鎌倉駅から徒歩5分、由比ガ浜にある「GROVE」はマウンテンバイク(MTB)専門のレンタルショップで、1日2500円からレンタルを行っています。でこぼこ道に強く、20段ほどのギア調整が可能なマウンテンバイクは1日乗っても疲れず、電車内の混雑や車の渋滞なども気にせずスイスイと走れます。ほかにも由比ガ浜の「ニッポンレンタカー鎌倉営業所」(1時間525円、以降1時間毎に105円)や、鎌倉駅東口からすぐの鎌倉レンタサイクル店(休日1時間550円、1日1600円)など数店あります。
1日まわって疲れたら、帰りはJR横須賀線・東海道線・湘南新宿ラインのグリーン車に乗っても、休・祝日ならばお得です。50km以内の場合、駅で購入する平日料金は750円ですが、ホリデー(土日祝など)は550円になります。なお、車内で購入するとホリデーでも800円になってしまうのでご注意。
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