ボーイング787型機「ドリームライナー」1号機が2011年9月28日朝、羽田空港に着陸した。9月26日に米ボーイング社から全日空(ANA)に引き渡され、9月27日深夜、伊東信一郎社長らを乗せて米シアトルを離陸していた。787を導入するのはANAが世界で最初。
787は炭素繊維を多く活用して燃費を約2割改善、航続距離が伸びたのが特徴。部品の35%以上を三菱重工などの日本製が占めている。航空会社にとっては目的地や運航計画の幅が広がるという大きなメリットがある。当初計画に比べて納入が3年以上遅れ、関係者をヤキモキさせた話題の次世代中型旅客機だ。
ANAはすでに55機を発注しており、11月には、羽田-岡山線、羽田-広島線に投入。12月には羽田-北京線にも就航する。日本航空(JAL)も35機を発注しており、12年4月に新設する成田-ボストン線に投入する。
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