恋愛エッセイストの潮凪洋介さんによると、合コンの定義は「過半数の初対面の男女が集う宴」なのだとか。社交の場にはマナーがつきもの。気心の知れた同性どうしの集まりとは別の感覚が必要だ。
NAVERまとめの「合コンで引かれてしまうかもしれない発言」には、いざというときに備えて目を通しておきたいNGワードがまとめられている。
場を冷めさせる「誰かいい人紹介して」
社交の場にはマナーも必要だ
まず、話のキッカケにしがちな「いくつに見える?」という質問だが、実はあまり歓迎されないものなのだとか。相手は何歳くらいで答えようかと気を遣うし、実際より上に答えてしまったらアウトだ。
「日本人は年齢を低く見られたがる」とはいえ、保険をかけて10歳も下の年齢を言っても、周囲から白々しいと思われてしまう。
「誰かに似てるって言われません?」というありがちな問いかけも、NGワードにあがっている。答えがホントに似ていれば盛り上がるが、似ても似つかぬ美人モデルの名前が返ってきたときには、微妙な空気が広がること間違いなし。
また、その場を楽しい雰囲気にするためには、ネガティブなことを言わないのも鉄則だ。「眠た~い」「疲れた~」など親しい友人なら許されるグチでも、合コンでは当然NGである。
「どうせモテないし」も周囲を暗い気持ちにさせるし、「誰かいい人紹介してよ~」というのも、遠まわしに「今日ここに来ている人は全員対象外!」ということになって場が冷めてしまうのだそうだ。
「お医者さんはマダ?」と絡む娘にドン引き
逆にハイテンション過ぎて「わたし、合コン大~好き!」というのも、男遊びしてばかりいるように見えて周囲が引いてしまうという。「俺、子ども大好きだから、早くできちゃった婚したいんだ」なんていう勝手な宣言も、マジメな女の子ならドン引きだ。
大手商社に勤める30代男性のAさんは、合コンを「あからさまに彼氏探しの場」と考える女の子には好感が持てないという。
中には初対面なのに、長男か次男か、収入はいくらくらいか、親の学歴や職業まで品定めするように聞いてくる人もいるのだとか。
「ボクがその子に興味がないと気づいた途端、ふて腐れてしまい、到着が遅れている医者の友人を待ちかねて『ねえー、お医者さんはマダなのー?お医者さーん!早く電話してよー』と絡み出したときには、この娘には二度と会いたくないと思いましたね」
Aさんによると、合コンを有意義なものにするためには、最初から恋愛対象を探そうとするのではなく、あくまでも新しい友人を紹介してもらったり、新しい人脈を拡大したりする感覚で参加するのがコツなのだそうだ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。