2011/5/21

六本木で屋内BBQイベント 若手農家のネットワークで素材厳選

 六本木ヒルズ イベントスペース umu(ウム)で2011年5月20日から22日まで、「六本木バーベキューガーデン」が開催されています。

都心で、しかも屋内で行う珍しいバーベキューイベント。「秋の収穫祭」として、2010年10月に開催されたイベントに続き、2回目の開催です。

店員さんが焼いてくれた。自分で焼いてもOK
店員さんが焼いてくれた。自分で焼いてもOK

ユニークなだけでなく、食材にもこだわっています。肉は神奈川県藤沢産の「みやじ豚」に、福島県伊達産の「伊達鶏」、野菜は東北地方で採れたものを中心に。ご飯は寿司店などで使われる福島県産の最高級コシヒカリ「会津継承米 氏郷」(うじさと)が用意してあります。

実行委員会代表の金井大介さんは、初めてみやじ豚を食べた際、「今まで食べた豚肉の中で一番おいしい」と感激したとか。みやじ豚は一般には流通しておらず、多くの人に知ってほしいと思いイベントを企画しました。

若手の就農を支援するNPO法人「農家のこせがれネットワーク」代表理事で、みやじ豚を育てている酪農家の宮治勇輔さんが企画に賛同。独自の人脈を生かして、厳選素材を使ったバーベキューが可能になったというわけです。

今回は特に、東日本大震災の復興支援を目的に、東北の食材を中心に用意してあります。ただ、金井さんは、「支援のためとは考えないでほしい」と意外なコメント。農家が丹精込めて作った肉や野菜は、本当においしい。おいしいものを選んで食べた結果が、実は復興支援につながるという状態が、理想なのだそうです。

イベントの入場には予約が必要です。メール(info@bbqgarden.jp)または、電話(080-4127-8495)で。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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