イタリア・ミラノ生まれのあの人気者が2011年4月22日、日伊親善大使に選ばれました。人気キャラクターの「トッポ・ジージョ(TOPOGIGIO)」です。港区にあるイタリア大使館で、ヴィンチェンツォ・ペトローネ駐日大使が正式に任命しました。
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大使館で、ヴィンチェンツォ・ペトローネ駐日大使(左)と。右は、ライセンスを所有する東北新社植村徹社長
本名は、トッポ・ルイス。「トッポ」はイタリア語でねずみを意味しています。1959年、イタリアの国営テレビ番組でデビュー、名セリフ「コーザ・ミ・ディチ・マイ(何てこったい)!」で人気を獲得しました。アメリカのバラエティ番組「エド・サリバンショー」にも1年間レギュラー出演した経歴をもつ有名人。
日本でもテレビアニメで放送されたことがあり、2011年は日本上陸45周年を迎えます。同時に、イタリア共和国が領土統一150周年でもあり、秋には「日本におけるイタリア年」をはじめ、多くのイタリア関連イベントが日本国内で催される予定。トッポ・ジージョはこれから忙しくなりそうです。公式サイトは、現在準備中。
05、06年に開催された「日本におけるドイツ年」では、公式キャラクターに「Maus(マウス)」が任命されました。ヨーロッパと日本の架け橋には、ねずみが大活躍しているようです。
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