6月6日は悪魔の日――。この日はちょっとユニークなエピソードを持つワインで乾杯しませんか?
チリの老舗ワイナリー、コンチャ・イ・トロ社が造るプレミアム・チリワイン「カッシェロ・デル・ディアブロ」は、スペイン語で「悪魔の蔵」を意味します。その名の通り、このワインには「悪魔」にまつわる伝説があるのです。
あまりの美味しさから盗み飲みが絶えず...
1883年創業のコンチャ・イ・トロ社には、その昔、最高のワインを貯蔵しておく特別な蔵がありました。しかし、そのあまりの美味しさから、こっそりと蔵に入ってワインを盗み飲みする者が後を絶えませんでした。これに困った創立者のドン・メルチョー氏は、こんなウワサを流して美酒を守ったそうです。
「この蔵には悪魔が棲んでいる」
蔵は後に"悪魔の蔵"と呼ばれるようになり、今も美味しいワインが静かに貯蔵されているそうです。
現在では世界140か国で展開されるチリの代表的ワインとなった「カッシェロ・デル・ディアブロ」。スタンダードからワンランク上のブレンドワインまで全15種がラインアップされています。
おすすめはスタンダードシリーズの「カベルネ・ソーヴィニヨン」。
カベルネ・ソーヴィニヨン
濃いチェリー色の洗練された赤ワインで、プラムの香りやバニラの香ばしい後味が特徴。同ブランドの中でも最も名高いワインです。公式サイト上では「悪魔メシ」と題したワインに合うユニークなレシピシリーズも公開されているので、あわせて楽しんで。
なお、6月27日には「ソーヴィニヨン・ブラン」と「ロゼ」の夏限定パッケージ商品も発売されます。クリアボトルに植物のデザインを施したオシャレで涼しげなビジュアルは、自宅でのプチパーティーを盛り上げてくれそう。数量限定なので、お早めに。
「ソーヴィニヨン・ブラン」(左)と「ロゼ」(右)
ラインアップ等の詳細は「カッシェロ・デル・ディアブロ」公式サイトへ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。