2013年3月1日公開「ジャンゴ　繋がれざる者」（12）のクエンティン・タランティーノ監督がこのほど来日し、東京都内で特別上映イベントに参加した。「心と魂注いだ映画。楽しんで」と語った。

第85回アカデミー賞では脚本賞、助演男優賞（クリストフ・ワルツ）受賞

「ジャンゴ　繋がれざる者」は監督初の西部劇。2月25日発表の米アカデミー賞で作品賞、脚本賞、助演男優賞など5部門で候補となっており、見事、脚本賞、助演男優賞（クリストフ・ワルツ）を受賞した。脚本を書き始めたのは前作「イングロリアス・バスターズ」での来日時（09年）だったそう。監督は「日本でマカロニ・ウエスタンのCDを20枚ぐらい買い、聴きながら『ジャンゴ』の話を思いついた。思いつくまま（泊まっていた）ホテルの便せんに書いたんだ」と明かした。

また、この日はバレンタインデーに合わせた"18歳以上男子限定"イベント。監督がチョコレートを詰めた銃を手に、会場に向かって撃ちまくるプレゼントも。客席を埋めた男性ファンから拍手と歓声が上がった。監督は「今日は来てくれてありがとう。自分の心と魂を注いで撮った映画。楽しんでもらえるとうれしい」と話していた。

「ジャンゴ　繋がれざる者」（2012年、米国）
監督：クエンティン・タランティーノ
出演：ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョナ・ヒル
2013年3月1日、丸の内ピカデリーほかで全国公開。作品の詳細は公式サイトで。

記事提供：映画の森

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。