ショーウインドウが春色に染まり、桜の開花も待ち遠しい今日このごろ。咲き誇ってはすぐに散ってしまうだけに、お花見スポットは前もってチェックしておきたいですよね。

そんな桜の名所を一挙紹介する特集が2013年2月、旅行のクチコミサイト「フォートラベル」から発表されました。今回はその中から注目の5か所を写真付きでご紹介します。

東京の開花予想は3月25日ごろ

まずは、本州で一番早く咲くといわれている「熱海桜」や「河津桜」など、早咲きの桜をおよそ1か月にわたり堪能することができる静岡県河津市（開花時期：2月～3月上旬）。毎年恒例の「河津桜まつり」も、今年は2月5日から3月10日まで開催されています。

次は、NHK大河ドラマ「平清盛」でも注目を集めた、広島・厳島神社（3月下旬～）。社殿の赤、空と海の青、そして優しい桜色という美しい色彩のコントラストが楽しめるのもこの時期ならではです。

桜の名所が数多く存在する京都にも、知る人ぞ知る名所があります。その中のひとつ、京都市伏見区の「墨染寺」（3月下旬～）は"桜寺"とも称される名スポット。謡曲や歌舞伎の演目でも知られ、小さなお寺ながらも日本各地から毎年多くの人が訪れています。

都内でも有数の桜の名所とされる「千鳥ヶ淵」（3月下旬～）は、覆いかぶさるように咲き乱れる桜が印象的。開花時期には、靖国神社や神田神社とあわせて「千代田のさくらまつり」が開催され、千鳥ケ淵緑道ではライトアップやボートの夜間営業が楽しめます（2013年公式サイトは3月上旬公開予定）。

最後は山梨県にある、八ヶ岳を背に咲き誇る「王仁塚」の1本桜（4月上旬～）。市の指定文化財にもなっている樹齢約320年、樹高約17mの桜は、存在感たっぷり。毎年多くの人を魅了しています。

日本気象協会が2月7日に発表した2013年桜の開花予想（第1回）では、関東の開花は平年並み、東京は3月25日頃とのこと。春の行楽に向けて、今からお気に入りスポットを探してみては？

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。