2013/1/13

8割が「バーゲン予算は3万円未満」 誘惑に負ける「口説き文句」も発覚

初売りの熱気も一旦落ち着きましたが、うれしい収穫はありましたか? 再値下げや後発組のためにも予算は残しておきたいところですが、まわりの人たちは「予算」をどれくらい用意しているのでしょうか?

インターネット活用型アウトソーシング事業を行う「メディアフラッグ」が2012年12月7日から10日かけて「冬の衣料品バーゲンセール」をテーマに実施した調査では、ワンシーズンで使う予算では「1万円以上3万円未満」が全体で最も多く、45.7%に。次いで1万円未満(32.9%)、3万円~5万円未満(14.1%)となり、5万円を超える回答は7.3%にとどまりました(登録調査員男女980人が回答)。

冬のセールはアウターや革製品など値の張るアイテムが多いですが、3万円未満が全体で約8割いることからも、バーゲンとはいえ財布のヒモはそれほど緩まないようです。

「半額」よりも「50%OFF」を支持

しかし予算は決めていても、セールには誘惑がいっぱいです。店内には「プライスダウン」「半額」「~%オフ」など、購入意欲をそそる文句のオンパレードですが、買う決め手になるような文句はどういったものでしょう。

次の質問「どのような売り出し文句に惹かれますか?」(複数回答)の選択肢20項目から1位に選ばれたのは、「70%OFF、7割引」で、全体の70.8%が回答しています。特に年代別でバーゲン予算が少なかった20代以下は他の世代より多くこちらを選択しています。次いで多かったのは「50%OFF、5割引」の57.2%でしたが、同じ割引率を表す「通常価格の半額!」は43.6%と13ポイントも差がついていました。このほか割引率を示すもの以外では、「最終価格」や「残りわずか!」「現品のみ!」などが多く選ばれていました(1147人が回答)。

「元値からいくら安くなったかで、快感が得られる。"何割引"に弱いです」(30代女性)、「最終処分の中から良い物を見つけて安く買うのが楽しみです」(40代女性)という声もあり、単に「安く買う」ということだけでなく、掘り出し物を見つける楽しさもバーゲンの大きな魅力のようです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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