スマートフォンの普及とともに無料通話やチャット(トーク)を楽しめるアプリへの注目が高まっています。元祖の「Skype(スカイプ)」を筆頭に、最近では「Viber(ヴァイバー)」や「LINE(ライン)」「カカオトーク」など類似サービスが多数登場しています。
そこで今回は「気になっているけど、よく知らない・・・」という女性たちのために、リリースから約8か月で2000万ダウンロードを達成した「ライン」と、サービス開始2周年を前に8400万ダウンロードを超えた「カカオトーク」を中心に、基礎的なところからご紹介します。
話題のコミュニケーションアプリをご紹介
「ライン」「カカオトーク」とも、スマートフォンユーザー(iPhone・Android)同士なら国内外・通信キャリア関係なく、無料でチャットを楽しめます。その他の対応機種として「ライン」は携帯電話、「カカオトーク」はブラックベリーでも利用可能です。
無料通話機能は、ラインはiPhoneとAndroidに対応していますが、カカオトークは3月13日現在Androidのみ。iPhone端末には近日導入される予定だそうです(いずれもパケット通信料がかかります)。
アプリをダウンロードすると、登録画面が表示されます。登録はスマートフォンの電話番号で行い、スマートフォン内のアドレス帳と連携して自動的に友人リストを表示してくれます。ID設定している人は「ID検索」でも探すことができます。
また、グループで利用したり、画像を添付したりとさまざまなコミュニケーション機能も充実。スカイプアプリと違い、誰かから着信が入った時はアプリを起動していなくても、ポップアップやバイブレーションで知らせてくれるのも便利です。そのほか、翻訳機能の有無や位置情報・動画の送信、音質など細かな違いはあるものの、基本機能はほぼ同様のものが備わっています。
PC版サービスでスカイプを追う
スマートフォンの必須アイテムとなりつつある無料通話・チャットアプリですが、パソコン版にも乗り出してきています。2012年3月7日にはラインがPC版ブラウザの提供を開始しました。ただし、現状ではチャット機能のみで通話はできません。また、PC版を使うには、スマートフォン版を使用している必要があります。
PC版では、通話だけでなくビデオ通話もできるスカイプが変わらず先を走っているわけですが、ユーザー数の飛躍的な増加やライバルアプリとの競走などにより、無料通話・チャットアプリのサービスは今後一層の盛り上がりを見せそうです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。