原宿Mania
2011/11/17

代々木の街が変わる 小林武史、「遊び場」プロデュース

代々木駅西口から横断歩道を渡り、学生が集う「代々木ゼミナール」の横をすり抜けると、緑豊かな空間が広がる「代々木VILLAGE by kurkku」が見えてきます。

「代々木VILLAGE by kurkku」は、2011年11月18日にオープン。「代々木ゼミナール」から8年間の期限で土地を借り受け、音楽プロデューサー・小林武史氏が代表を務める「クルック」がプロデュースしました。環境やサステナブルをキーワードにしながら、面白さやグルーヴ感も追求した「こだわり」の商業施設で、デザイン、レストラン、ランドスケープなどには日本を代表するクリエーター陣が参画しています。

オーガニックイタリアンレストラン「code kurkku」
オーガニックイタリアンレストラン「code kurkku」

600坪を超えるスペースを構成するのは、「VILLAGE AREA」と「CONTAINER AREA」「LANDSCAPE CONCEPT」の3つ。ビレッジエリアには、オーガニックイタリアンレストラン「code kurkku」と、音楽プロデューサーの大沢伸一氏が小林氏とともにプロデュースした「MUSIC BAR」が登場。「MUSIC BAR」では両氏がセレクトした音楽ライブラリーから厳選された名曲・名盤を高音質のサウンドシステムで再生し、最高の音楽をお酒とともにじっくりと味わえます。

「100年に一度咲く花」
「100年に一度咲く花」

2階建てのコンテナエリアには、自家製酵母を使用したベーカリー「pour・kur(プルクル)」や、スペシャリティーコーヒーを提供する「Roots&Beat coffee」、洋書店「POST」など、"個性"と"こだわりのコンセプト"をもった9ショップが軒を連ねます。

代々木VILLAGEの敷地の大半を占める庭「LANDSCAPE CONCEPT」にも注目です。プラントハンターとして注目を集める西畠清順氏が全面プロデュースをしたこのエリアには、「100年に1度咲く花」や「公害樹」など、西畠氏が世界中を巡って根っこから運んできた個性豊かな植物が植えられています。

新宿と原宿に挟まれた都会の真ん中にある「代々木VILLAGE」。商業施設というよりも「遊び場」のような感覚で、訪れた人それぞれが自分なりの楽しみ方を見つけられるようなスポットとなりそうです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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