開業も約半年後に迫り、注目が集まる「東京スカイツリー」。その建設と平行して、周辺地域には変わった形のモニュメントが続々と登場しています。
これらを手がけるのは、東京藝術大学・台東区・墨田区による「GTS観光アートプロジェクト」。東京スカイツリーのビューポイントにアート作品を設置し、タワー周辺をアートゾーンとして盛り上げます。3年間で約12作品の設置が計画されています。
「スカルプチャーツリー」(右)と「ゆらぎツリー」(左)
右の画像は、墨田区役所前のふれあい広場にある「スカルプチャーツリー」。木骨を傘のように組み合わせた作品で、中から覗くと周囲の建物が見えなくなり、まるでスカイツリーを独占したような気分になることができます。左の画像は、水面に映った逆さまのスカイツリーをモチーフにした「ゆらぎツリー」。設置場所の枕橋祭花壇は、隅田川や北十間川など水に縁のある地域で、設置場所との関係や制作チームの表現の特色も「ゆらぎ」の形に表現されています。
また、これらのような環境アート作品が置かれるポイントを結ぶルート上に「アートベンチ」や「アートサイン」も登場。こちらは3年間で8作品が設置される予定です。
開業に先駆けて、東京スカイツリーを周辺のアート作品から楽しんでみては?
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。