20代のビジネスパーソンを対象にしたコブスオンラインの「デートでNGな食べ物」ランキングには、男女の意識の微妙な違いが表れている。
男性の1位は「ギョーザ」。問題は言わずもがな、そのニオイ。「食後のデートが気が気でなくなる」(22歳・食品)というのがNGの理由だ。
ニオイを気にする男性、まずは見た目の女性
「身の丈にあった食事」にしたいのだが
同じ理由で、2位には「ニンニク入りパスタ(ペペロンチーノ)」が入っている。いまどきの20代男性は、意外と神経を使っているようだ。
ただし「まだ付き合いが短いうちはやめるべき」(22歳・不動産)という意見があるところを見ると、ある程度付き合いが進めば「ニオイよりも味優先」となるのかもしれない。
ギョーザは女性でも4位に入っているが、それよりも上位だったのが「イカスミスパゲティ」(1位)と「ヤキソバ」(3位)だ。
ホテルに勤める26歳女性は、以前友人が「イカスミスパゲティを食べながら笑った顔に衝撃」を受けた。それ以来、怖くて恋人の前では絶対食べられなくなったという。
小売店に勤める23歳女性は、恋人となら何でも食べられるが、「食後に公共の面前でお歯黒をさらすわけにはいかない」。もしそうであれば、デートでNGではなく「外食一般でNG」になってしまうが、どうしたものか。
ヤキソバは「歯に青のりがつく」おそれがあるのでNGだという。口をゆすいでもなかなか取れず、つまようじを使うのも恥ずかしい。「トイレにかけこんで必死に取った」(29歳・金融)というコメントもあった。
25歳「噛み切れないので頼まないで」
唐突にも思えたのが、女性の5位にあがった「イカリング」。理由はなんと「噛み切れないから」。最悪の場合には、口から出すハメになる。医療関係に勤める25歳女性は「そういうものは頼まないで欲しいですね」とまで強く断っている。
女性のトップ5には入っていなかったが、男性の4位には「高級フレンチ」がランクインしている。
「身の丈にあっていない食事は極力避けたい」(25歳・運輸)
「金額も高いし、マナーを気にして落ち着いて食べられないので」(23歳・福祉)
「堅苦しくてしんどい。疲れてしまってデートどころではない」(27歳・小売)
ということで、男性がフレンチに難色を示しても、必ずしもケチというわけではなく、リラックスしてデートを楽しみたいと心から思っていることを、女性は理解してあげてもいいのではないか。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。