2020年1月25日から4月12日まで、札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2丁目75番地)にて「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」が開催されています。
ミュシャ自身の作品から現代日本の作品まで
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ。「線の魔術」ともいえる繊細で華やかな作品は人々を魅了し、ミュシャ様式と呼ばれるそのスタイルは、後世のアーティストに影響を与えていきました。
ミュシャ財団監修による同展は、幼少期の貴重な作品、自身の蔵書や工芸品、20代に手掛けたデザインやイラスト、そしてミュシャの名前を一躍有名にしたポスターなどを通じて、彼の原点と作品の魅力に迫ります。
さらにミュシャ作品から影響を受けた明治の文芸誌の挿絵から、1960から70年代のイギリス・アメリカを席巻したグラフィック・アート作品、現代日本のマンガ家やアーティストの作品まで、およそ250点で、ミュシャ様式の流れをたどります。
時代を超えて愛される画家の秘密をひも解く、これまでにないミュシャ展です。
料金は1500円。開催時間は9時45分から17時までです。月曜休館。
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