風邪やインフルエンザが猛威をふるう季節になってきました。風邪の基本的な症状のひとつに「鼻水・鼻づまり」がありますが、みなさん"風邪だから""いつか治る"と思っていませんか?
その鼻ムズムズ、放っておくと「ちくのう症」になってしまうかもしれません。
鼻づまりはキレイの大敵
ちくのう症とは慢性副鼻腔炎のこと。鼻づまりが長引くと鼻腔に炎症が起こり、膿がたまって起こります。鼻づまりを放っておくと症状を悪化させ、ちくのう症に"なっていた"ということもよくあるのです。
こういった現状を受け、2015年11月、小林製薬が、直近1年以内に1週間以上続く鼻づまりに悩んだ経験のある20代~60代の男女500名を対象に「鼻づまり」に関するインターネット調査を行ったところ、女性の85.6%がちくのう症セルフチェックに1個以上当てはまるという結果がでました。
【ちくのう症セルフチェック項目】は以下の12個。1つでも当てはまったら、ちくのう症の恐れがあります。
・ドロッとした黄緑色の鼻汁が出る
・年中鼻がつまって、息苦しい
・鼻をかんでも奥に残っている感じがする
・ドロッとした鼻汁がノドに垂れる
・鼻や口から嫌なニオイがする
・鼻声になる。声がうまく出せない
・鼻や鼻のまわりが痛い
・ボーッとする。集中できない
・頭痛がする。頭が重だるい
・頬、目のまわり、歯の奥などが痛い
・食べ物のニオイや味が分からない
・鼻がつまって夜眠れない
調査では、1個以上の項目に当てはまった人は男女共に85.6%でした。
鼻トラブルで困ることは女性の方が多いですよね。とくに、「鼻水のかみすぎで鼻が赤くなる」は55.6%と多くの女性が悩んでいるようです。
女性にとっては、鼻声や鼻をグズグズさせる様子はあまり人に見られたくないもの。しかも鼻づまりは、「眠りが浅い/寝付きが悪い」状態になる人も多く、寝不足によって、目の下のくま、肌荒れ、くすみなど美容面にも悪影響を及ぼすことが考えられます。
ただの風邪や鼻炎と思っているその鼻づまりも、実はちくのう症かもしれません。鼻のかみすぎで鼻が赤くなる、よく眠れない...鼻づまりはキレイの大敵! ちくのう症は、きちんと治療しなければなんども繰り返してしまいます。
まずはセルフチェックで自分の症状をチェック!
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。