2021/3/31

できることから始めよう。人生を良くする大人の「食育」

そもそも食育って何?

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むこと。

食べることは一生続けていくことですから、子どもだけでなく大人にとっても大切なことです。

これから先の長い人生「ずっと仕事を頑張りたい」「旅行にたくさん行きたい」「家族と遊びたい」など、やりたいことを叶えるには、資本である「カラダ」が元気であってこそです。

人間のカラダは食べたものでできています。バランスのいい食事が、自分のカラダのメンテナンスにもつながります。いわば、「食べる」は将来の自分への投資、といえます。

忙しい人のための食育メニュー例

バランスの良い食事の基本形は、①主食、②主菜(おかず)、③副菜(野菜)、④果物、⑤牛乳・乳製品の5つを揃えることです。 一見大変そうですが、明治広報部ダイレクトコミュニケーショングループ、専任課長の森毅さんは、「食事のバランスに気を付けるのは難しいことではない」と話します。

今の食生活スタイルを無理やり変えるより、現状をよく見てひとつずつできることからやってほしいとのこと。具体的に教えてもらいました。

(1)コンビニ弁当の場合

最近のコンビニ弁当はバランスがよく考えられています。まずは「主食」「主菜」「副菜」がそろっているのが大事なので、この3つがそろっているお弁当を選べばOK!

「主食」はごはんやパン、麺類。「主菜」は、魚や肉、卵、大豆製品などタンパク質を主とするおかず。「副菜」は野菜や海藻を中心としたおかずです。

このお弁当に、ヨーグルト、フルーツジュース、サラダを加えるだけでバランスはぐっとよくなります。

ちなみに、乳製品や果物は1日1回、どこかの食事で摂ればいいですよ。

(2)テレワーク中のランチの場合

自宅にいるとついつい即席めんやごはんだけといった炭水化物に頼りがち。ここで活躍するのが、素材をそのまま冷凍したカット野菜です。

最近は、「ほうれん草」「ブロッコリー」「小松菜」「かぼちゃ」「ミックス野菜」などバリエーションも多いのでありがたいです。また冷凍していても栄養価は大きく変わらないものもあります。

明治の食育活動

明治の食育活動には歴史があります。2005年に食育基本法が制定されましたが、明治では2006年から「セミナー」を実施し、食事の大切さを伝えてきました。

子どもに対しては、2019年までの実績として、9800校(約92万人)に出張授業を実施。20年に1万校を突破し、21年3月には累計100万人に到達する予定です。

2012年からは「大人向けセミナー」も行っています。高齢化社会において食品メーカーとして健康寿命を延ばしていくという思いからです。

「大人向けセミナー」は、シニア向けセミナー、主婦向け料理教室、企業の従業員向けセミナー、明治主催のイベントがあります。いずれも無料で開いてくれます。

直接開催できなくなったコロナ禍においてもこれらセミナーへの要望は高く、オンラインで開催。リアルだとなかなか実施できない離島でも行うことができ好評だといいます。

子ども向け、大人向けすべて含めると、今までに食育セミナーを受講した人は約146万人。これからもさまざまな形で「食育」の大切さを伝えていくとのことです。

明治の食育ページでは、旬の食材を使ったレシピや無料セミナー、出前料理教室などを紹介しています。また、クイズなど楽しめるコンテンツも満載ですよ。

presented by 明治