大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町1-82)にて、2019年2月16日から5月12日まで、日本初公開作品も含んだ「フェルメール展」が開催されます。
西日本では過去最大規模
静謐な作風と特徴的な光の表現で知られ、世界中を魅了する17世紀オランダの画家フェルメールの作品が、同時代のオランダ絵画とともに紹介される展覧会です。寡作でも知られ、現存する作品はわずか35点(研究者によって見解が異なる)とされ、希少性も人気の理由の一つです。
同展では、日本初公開となる「取り持ち女」など6点が集結。西日本では過去最大規模のフェルメール展となります。そのうち「恋文」は大阪展のみの展示。ほかにも「手紙を書く女」や「リュートを調弦する女」などの名作が登場します。
また、これらのフェルメール作品をはじめ、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンら黄金時代と称される17世紀オランダ絵画の鑑賞ポイントやカンヴァスに隠されたエピソード、画家たちのトリビアを、女優の石原さとみさんの心地よいナレーションで味わい尽くすことができる音声ガイドもあります。
開館時間は9時30分から17時(入場は閉館30分前)まで。入場料は1800円(前売1600円)です。2月18日、25日、3月4日、11日、18日は休館日です。
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