西宮市大谷記念美術館(兵庫県西宮市中浜町4-38)にて、2018年10月6日から12月9日まで、昭和レトロのポスターなど多数展示される「グラフィックデザイナー土方重巳の世界 展」が開催されています。
講演会やワークショップなど関連イベントも開催
多数の映画やバレエ団、人形劇団などの公演ポスターやチラシなどのグラフィックデザインを手がけた土方重巳(ひじかたしげみ)の魅力あふれる多彩な仕事を、貴重な原画やポスター、映像などでたどる展覧会です。
土方は多摩帝国美術学校(現 多摩美術大学)を卒業後、東宝映画などのポスターをはじめ、絵本やテレビ番組、企業のためのデザイン作品を手がけました。現在でも使われている佐藤製薬の象をモチーフにしたキャラクター「サトちゃん」の生みの親でもあります。
同展に合わせ、ロシア映画研究者の扇知恵氏による講演会や、学芸員によるギャラリートーク、自分で文字をデザインして年賀状を作成するワークショップなど、関連イベントも開催されます。
開催時間は10時から17時(入館は16時30分)まで。入館料は800円です。毎週水曜は休館日です。関連イベントの詳細は公式サイトを確認してください。
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