京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町26-1)にて、2018年6月8日から7月22日まで、代表作を網羅した生誕150年記念の大回顧展「横山大観展」が開催されています。
100年ぶりの"発見"「白衣観音」の公開もあり
横山大観の生誕150年、没後60年を記念した、総出品数約90点の大回顧展です。
重要文化財にもなっている40メートル超の日本一長い画巻「生々流転」は、水の一生の物語が描かれたもので、期間を限定して巻き替えがあります。また、今から105年前に刊行された「大観画集」にモノクロで掲載されて以降、行方が分からなかった「白衣観音」も公開されています。
ほかにも数々の新出作品や習作などの資料も展示中です。
特設ショップでは、本展オリジナルの「生誕150年 横山大観展公式図録」(2500円)が、京都会場限定カバーと生々流転カバーの2種で登場中。「屏風はがき」(200円)やA4クリアファイル(400円)、マスキングテープ(450円)なども販売されています。
開館時間は9時30分から17時(6月30日と7月6日から21日の金曜、土曜は21時)まで。入館は閉館30分前までです。休館日は毎週月曜。ただし7月16日は開館、翌17日が休館になります。観覧料は1500円です。
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