大阪市立美術館(大阪市天王寺区)にて、2018年4月17日から6月10日まで、江戸時代に描かれた戯画が大集合する特別展「江戸の戯画-鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」が開催されます。
講演会もあり
多くの戯画が描かれた江戸時代。多種多様な戯画の中から「鳥羽絵」をキーワードに約280点が大集合します。鳥羽絵を洗練させたと言われる大阪の耳鳥斎をはじめ、江戸の北斎や国芳、暁斎といった絵師たちの中で脈々と受け継がれてきた笑いの感覚が楽しめます。ことわざを題材に描かれた「軽筆鳥羽車」や、地獄に落ちた亡者たちがコミカルに描かれた「地獄図巻」など、ユーモアいっぱいです。
会期中、展示替えがあり、前期は5月13日まで。後期は5月15日からです。前期には歌川国芳の「金魚づくしシリーズ」が、世界で初めて全9点が揃うのも見どころ。また、4月28日と5月19日には聴講無料(当日の観覧券は必要)の講演会も開催されます。
入場料は1400円。開催時間は9時30分から17時まで、入館は16時30分までです。休館日は月曜。ただし、4月30日は開館、5月1日の振替休館もありません。講演会の詳細は公式サイトを確認してください。
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