今から90年前、日本で初めて本場のインドカリーを発売した「中村屋」が、このほどユニークなキャンペーンを始めました。
その名も「カレーをありがとうキャンペーン」。インドカリーの先駆者として美味しい料理を教えてくれた現地の人々に感謝の思いを伝えるべく、デリーの街中に「ありがとう」と日本語で書かれた巨大看板を設置したのです。
特設サイトで日本人のカレー愛を発信
日本人の国民食として愛されるカレーは、今でこそ欧風カレー、インドカリー、タイカレー...とさまざまな種類が楽しめますが、かつてはイギリスから伝わった小麦粉を使用したカレーが主流でした。そうした中、新宿中村屋が1927年6月12日にスパイスをふんだんに使った「純印度式カリー」を発売。これが日本で初めての本格的なインドカリーとなりました。
「純印度式カリー」発売90周年を迎えた2017年6月12日、中村屋は「カレーありがとうキャンペーン」をスタートしました。インド・デリー郊外の新興エリア"グルガオン"に「ありがとう」と日本語で書かれた巨大看板広告を設置するという大胆な企画です。
合わせてキャンペーンサイトも開設。こちらでは「#カレーダンニャバード」と「#thankscurry」のハッシュタグ付きで投稿された画像を収集しています。"ダンニャバード"は日本語で"ありがとう"を意味する言葉で、同サイトを通じて日本のカレーファンの「カレーを愛する姿」をインドの人々に伝えていくそうです。我こそはというカレー好きはこの機会にカレー愛を叫んでみましょう!
ハッシュタグについては新宿中村屋だけでなく、日本人がシェフを務めるインド料理店などでもアナウンス中。なお、ハッシュタグ付きの投稿画像を見せた人にはキャンペーン特製カレーステッカーのプレゼントも用意しています。9月30日までの実施ですが、プレゼントはなくなり次第終了となります。
ステッカープレゼント店舗など、詳細はキャンペーンサイトへ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。