先日、冬服を処分しようと都内のブランドリサイクルショップに行きました。それなりのセレクトショップで買った1万円位のニットやトップスに付いた値段は、なんと5円、6円という一桁......。血も涙もない感じですが、重い服を運んできたので持って帰る手間を考えると、受け入れるしかありませんでした。
このお店のサイトを見たら、高値で買ってくれるブランドのリストが載っていて、Acne、COMME des GARCONS、KAON、ARC by MARC JACOBS、MUVEIL、sacai、SEE BY CHLOEなど、かなり強気なリクエスト。人気のセレクトショップも入っていなくて、敗北感を抱きました。もう古着買取ショップには期待せず、服はもらってくれる方にタダで差し上げた方が良いという思いを新たにしました。
アメリカの青春映画に出てくるような世慣れ感漂うアイテム
今回は、人気ブランドなのに高値買取リストには入っていなかった、American Eagle Outfittersのトップスです。表参道店がオープンしたばかりの頃、大混雑のショップから出てきたおばさま二人連れが「あ?楽しい! 最高だな!」と興奮していて、そんなにハイになるほど楽しい店なのかと期待が高まりました。
実際に買い物したのはオープンしてから一年以上経ってのことです。アメリカの青春映画に出てくる若者が着ているような、カジュアルで世慣れ感漂うアイテムが並んでいました。そして店員さんの雰囲気が帰国子女みたいで、何かこっちが下手になってしまうような独特な威圧感がありました。お店に入ったら何か買わないといけないような......。
不肖私は運動音痴オーラがにじみ出ているせいか、スポーティカジュアル系の服は全く似合わないので、なかなか買いたいものが見つけられませんでした。くまなくチェックしていたら、レース付きで、少しフェミニンなトップスを発見。この中なら、これしかないと思って購入いたしました。レースやフリルが付いているトップスは数年前から流行っていて、最近定着した感があります。
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