「デンマーク・デザイン」展
静岡市美術館(静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階)では2017年9月9日から11月12日まで、「デンマーク・デザイン」展が開催されています。
デザイン大国デンマークの魅力
北欧諸国の一つであるデンマークは九州ほどの国土に約570万人が住む小さな国で、世界に誇るデザイン大国です。1920-30年代に政府がかつてない規模でデザインに投資し、集合住宅のほか、学校、市庁舎、図書館などの公共建築の整備を行いました。その内部空間は洗練されたデザインで統一され、今日にまで受け継がれています。デンマークの人々の暮らしは何世代にもわたり、優れたデザインと共にあると言えます。
本展はデンマーク・デザイン博物館の協力のもと、デンマークの近代から現代までのデザイン史を約200点の作品で辿る、日本初の展覧会です。アーネ・ヤコプスン(アルネ・ヤコブセン)、ハンス・ヴィーイナ(ウェグナー)、フィン・ユールなどの家具、ポウル・ヘニングスンの照明器具等のほか、ロイヤル コペンハーゲンの食器、世界中で親しまれているレゴブロック、バング&オルフセンの音響機器など、デンマーク・デザインの数々を紹介し、その魅力に迫ります。
料金は1200円。開催時間は10時から19時まで。
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