映画「NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」/過激な闇サイトが運営するゲームの行方

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム 映画

(C)2016 LIONSGATE ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

臆病な自分にうんざりの女子高校生ビー(エマ・ロバーツ)は、勢いでインターネットのオンラインゲーム「NERVE ナーヴ」に参加する。そこで知り合ったハンサムな青年イアン(デイブ・フランコ)とコンビを組み、あっという間に人気者になっていく──。

ジュリア・ロバーツの兄エリックの娘エマ、ジェームズ・フランコの弟デイブが主演。ビーの母親役に「ギルバート・グレイブ」(93)のジュリエット・ルイス。「パラノーマル・アクティビティ」シリーズ3、4作を監督したヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマンがメガホンを取った。

主人公の視覚を同時体験

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インターネット、SNS(交流サイト)、動画サイトが生活の一部と化した現代社会に暮らす若者たち。賞金と名誉欲をえさに、過激な闇サイトが運営するゲームが題材だ。元をたどればタイ映画「レベル・サーティーン」(06)にたどり着く。次第に過激さを増し、狂気の世界に突入するゲーム。思えば時代を先読みしていた。

「NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」は、着想が「レベル・サーティーン」に似ている。描き方がスマートで現代的なため、テンポが心地よく音楽は個性的だ。パソコン画面の文字がスクリーンに浮かび、観客は主人公の視覚を同時体験できる。ポップな画面作りが楽しい。

ビーに課せられた最初の命令は「見知らぬ若者に5秒間キスすること」。引っ込み思案なビーには難しかったが、クリアしたことで賞金を手にする。さらに次のミッションが示され、ビーにとって「一度だけ」のはずの挑戦がエスカレートしていく。

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金と名誉のため過激なゲームにはまる若者たち。観客はゲームの傍観者になり、登場人物の動向を見守る。ネットの仮想現実にとらわれた彼らは、サイト運営側に反旗を翻し現状打破を図る。ネット社会の闇をうまく取り入れ、依存体質に警鐘を鳴らしている。ゲーム感覚でテンポのいい作品だ。

「NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」(2016年、米国)
監督:ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン
出演:エマ・ロバーツ、デイブ・フランコ、ジュリエット・ルイス、エミリー・ミード、マイルズ・ハイザー
2017年1月6日(金)、TOHO シネマズシャンテほかで全国公開。作品の詳細は公式サイトで。

記事提供:映画の森

  • ATOHOシネマズシャンテ
  • 住所〒100-0006
  • 東京都千代田区有楽町1丁目2−2 日比谷シャンテ
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