韓国犯罪映画「コンフェッション 友の告白」が、2015年8月1日公開される。主演は今回初共演となる人気俳優のチソンとチュ・ジフン。幼なじみ3人の友情と葛藤を描いた物語。チソンは「自然とキャラクターを作り、違和感なく受け入れられた」、チュ・ジフンは「すべてを受け入れてくれるのが友達だと思う」と語った。
絡み合う愛憎に苦しむ男たちを、緊張感たっぷりに描く犯罪ドラマ。 主人公は幼なじみ3人。真面目で正義感の強いヒョンテ(チソン)、世渡り上手な保険セールスマンのインチョル(チュ・ジフン)、どじなミンス(イ・グァンス)。固い絆で結ばれた3人だったが、ある放火強盗事件に巻き込まれ、互いに疑いを抱くようになる──。緻密な心理描写、勢いある展開で引っ張っていく。
チソン「監督に手紙をもらった」
――役作りについてお聞かせください。
監督から手紙をもらいました。手紙には質問ばかり羅列されていて、答えがありませんでした。「ヒョンテはどうして聴覚障害者の女性と結婚したのか」、「思春期に友を誤解した申し訳なさ、生き残るため友を置き去りにしそうになった罪悪感が、成長期のヒョンテにどんな影響を与えたのか」などでした。それらがあったからこそ、監督の意図するように自然とキャラクターを作ることができました。
――チュ・ジフンさん、イ・グァンスさんについてどう思われますか。
二人の良いところは、どちらも劇中のキャラクターと似ていること。チュ・ジフンはインチョルのように生意気だけれど、憎めないタイプでした。非常に正直で賢いやつでした。グァンスは優しく情に厚く、ベストを尽くすタイプ。私から二人に近づいていったのですが、とても自然に受け入れてくれました。礼儀を保ちながらも親しくなっていきました。そのような関係が撮影中ずっと続き、ストレスは少なかったです。
――あなたにとって友達とは。
友情や義理という単語は、20代のときに使って以降、あまり使っていません。言葉は必要ではなく、そばにいるのがまさに義理でしょう。会わずに友情だ、義理だというのは、ちょっと違う気がします。私は同業の俳優よりも、幼い頃の友人の方が今も仲が良いです。今回の映画は自分にとって違和感なく、とても自然に受け入れられました。
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