最近、野菜を食べていますか? 8月31日は「831(ヤサイ)」の語呂あわせから「野菜の日」に制定されています。
成人1日あたりの野菜摂取目標(厚生労働省)は「350グラム以上」ですが、忙しい現代人は不足になりがち。八百屋さんで買うと分量が多かったりすることもあって、いまコンビニで気軽に買える「カット野菜」が注目されています。
ローソンは「土からこだわる」最低3年が必要
カゴメが全国の女性1200人に行ったアンケートによると、約7割が2014年夏、野菜を十分食べていないと回答。また「十分だと思う」(5.3%)と答えたうち、42.7%が「あまり摂取できていない」「ほとんど摂取できていない」と答えています。
野菜を摂取する習慣がないなか、重宝されているのがカット野菜。レタスを1玉買うとなると「余りそうだなぁ」と不安になりますが、カットレタスなら一度で使い切れます。このカット野菜をめぐって、いまコンビニ各社がしのぎを削っています。
ローソンは「中嶋農法」で育てたカット野菜を、関東・甲信越地方で販売。「土からこだわった中嶋農法のカットレタス」や「土からこだわった中嶋農法のキャベツ千切り」(どちらも121円、税込)の名前どおり、土を重視して育てられました。
「中嶋農法」とは中嶋常允氏が考案したミネラル農法です。土壌の健康診断を行い、診断書をもとに必要な養分を把握。土のミネラルバランスを整えることで、野菜の品質と生産量の向上を目指します。
中嶋農法の認定を受けるには、土づくりから最低3年が必要です。そのためローソンは、認定を目指す生産者を「ミネラル栽培友の会」としてグループ化。関東・甲信越以外の全国(一部店舗を除く)でも、2014年8月までに「友の会」がミネラル栽培した「カットレタス」や「キャベツ千切り」(どちらも111円)が手に入るようになりました。
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