丸々と太ったデブ猫は見ていてかわいらしいもの。しかし実はぽっちゃりしているのではなく、メタボ猫なのかも――。
飼い主の約半数が食事の量を制限せずに甘やかしている、いわば「ゆとり飼育」であることがアンケート調査により明らかになりました。
愛猫が太りすぎと認識しつつも甘やかしてしまう...
猫の飼い主400人を対象にしたアンケートによると、46.3%の人が食事の量を制限していないと回答。さらに「いつでも食べられる状態」にしている人は44%にも上ります。42.3%がおやつをあげているとも答えており、猫にとって食べたい放題の環境にしている飼い主が多いことが分かります。
その一方で愛猫の体型を「太りすぎ」または「やや太りすぎ」と考えている人は合計38.3%。3人に1人以上が愛猫をメタボであると認識しているようです。太ってしまった原因については、「運動不足」(68%)に次いで、「食べすぎ」(54.9%)を挙げています。
食べすぎによる肥満と認識していながら、どうして食事の量をコントロールしてあげられないのでしょうか。愛猫を甘やかしてしまうことがあるか聞くと、「頻繁にある」または「時々ある」は合わせて84.8%。さらに愛猫を幸せだと思っている人は88.8%にも上ります。こうしたことから、愛猫が喜んでいると自信を持つ人のケアが、結果として甘やかしてしまう「ゆとり飼育」になり、猫のメタボ化につながっているのかもしれません。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。