韓国で"国民の弟"と親しまれる若手人気俳優で歌手のイ・スンギが3月末、横浜で来日ファンミーティングを開催した。日本でもドラマ「華麗なる遺産」(09)などで注目を集め、10月には日本でコンサートも予定。「楽しんでもらえるよう、万全のコンディションで臨みたい」と語った。
イ・スンギは1987年生まれ。04年、17歳で歌手デビューすると同時にドラマ初出演した。「礼儀正しい好青年」のイメージで幅広い年齢層に支持され、"国民の弟"の愛称で高い人気を獲得。07年のドラマ「華麗なる遺産」が最高視聴率47%を超える大ヒット。バラエティーやトーク番組の司会などでも活躍している。
日本でもCDデビュー 10月には再びライブも
昨年の主演ドラマ「キング Two Hearts」では、"仮想の韓国王室"を担う王子を熱演した。出演の動機についてイ・スンギは「監督や(先輩人気女優の)ハ・ジウォンさんなど、素晴らしい人たちと一緒に仕事ができるため。挑戦のようなもので、役柄をうまく消化できるか心配だった」と説明。今振り返って「カリスマ性ある演技をしたつもりだったが、力んだだけで不足する部分もあった。力を抜くことを覚え、学んだことが多かった」と話した。
昨春には日本でもCDデビューし、6月には初の武道館公演を開催。歌手としても着実に実績を積み重ね、この日もデビュー曲など数曲を披露した。10月には再び日本公演を予定している。「『イ・スンギのコンサートはこんなに楽しいんだ』と思ってもらえるよう、万全のコンディションで臨みたい」と意気込みを語っていた。
現在は新作ドラマ「九家の書」を撮影中。アクションも盛り込まれた時代劇で、"神の血が流れる半人半獣"のキャラクターを演じている。「漫画のような物語。自分でもわくわくしている。アクションも自分でこなし、工夫しながら演じている」と語っていた。
イベント主催:フラウ・インターナショナル
記事提供:映画の森
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。