まず喋り方がおかしい。年齢表記も10歳ぐらい間違えてたんじゃないかと思う。抜群のスタイルで、美しく微笑みかける彼女。話を聞くと性格も明るくセンスもすごくイイ。そして、何より生き方がカッコいい。世の女性たちが憧れ、彼女のようになりたいと思っている。ファッション、ヘアメイク、ライフスタイル、食生活まで真似て少しでも近づきたい。でも、ふとした瞬間に見せる表情や立ち振る舞い、喋り方が、その人の素顔を残酷にも露見させてしまうことがある。
語尾上げの軽薄な話し方、分厚い化粧...エッ、これがあの女性経営者!?
テレビ番組などで出演者に会うとガッカリすることがある。雑誌に掲載されたインタビューや著書ではとても素晴らしい女性像が描かれていて、事前にそうした資料に目を通して期待値を上げ過ぎてしまうからかもしれない。そんな彼女がテレビやラジオで喋った途端、ガタガタと音をたててステキなイメージが崩されていく。やたらと語尾を上げて喋るばかりか、「うんうん」と相槌まで語尾が上がる。美しいメイクもよく見ると厚く塗りたくられており、本来の素肌の色が想像できないぐらいにシミシワをカバーしている。
こういうタイプは女性経営者に特に多い。30代から40代の女社長さんたちは見た目も商売の1つ。メディアに登場するぐらいだから、全国各地で講演会やセミナーに顔出しまくりの人も多い。講演会の説明口調や質問に優しく答えているうちに、目の前の相手にも諭すように話かけてしまう癖が抜けなくなってしまう。上から目線が鬱陶しく感じられてしまい、これをクリアできた人が爆発的に売れるようになる。
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